講演会 人間ロケット弾「桜花」-その真実ー を開催しました
2019年5月12日(日曜日)、宇佐文化会館・ウサノピア小ホールにて、人間ロケット弾「桜花」をテーマとした講演会を開催いたしました。
講演会の第1部では、「桜花」や「新幹線初代0系」などを設計した三木忠直(みきただなお)の次女、棚沢直子(たなさわなおこ)氏が、【「桜花」設計者・三木忠直の願い】をテーマに講演を行いました。父・三木忠直の「桜花」設計に対する思いや、戦争は二度としない、加担者にならないなどの平和への願いについてお話しくださいました。
講演会の第2部では、豊の国宇佐市塾塾生の藤原耕(ふじわらこう)氏が、【「桜花」と神雷部隊】をテーマに、アメリカ軍が撮影したガンカメラ映像を用いて講演を行いました。特攻専門に作られた「桜花」の当時の技術力や、ガンカメラ映像などについてお話しくださいました。
当日は、市内をはじめ、市外からも多くの来場者があり、参加者はお二人の講演に熱心に耳を傾けていました。
(本講演会の模様は後日「宇佐市インターネット放送局」にて配信を予定しておりますので、配信後ご視聴ください。)
多くのみなさんにご来場いただき、ありがとうございました。
講演会 人間ロケット弾「桜花」-その真実ー
講演内容
第1部 「桜花」設計者・三木忠直の願い
講師 : 棚沢 直子氏(東洋大学名誉教授、三木忠直次女)
第2部 「桜花」と神雷部隊ー米軍ガンカメラ映像からー
講師 : 藤原 耕氏 (豊の国宇佐市塾塾生)
日程
令和元年5月12日(日曜日) 13時30分~ (開場13時)
場所
宇佐文化会館・ウサノピア 小ホール
参加費
企画展 人間爆弾「桜花」と神雷部隊の若者たち
無料
主な展示資料
桜花風防ガラス・照準器・胴体の一部(宇佐市教育委員会蔵)
三木忠直「桜花一一型(原型)試作経過概要」(個人蔵)
桜花二三型・四三型関係資料綴(個人蔵)
「Mxy7主翼重量計算書」(個人蔵)
神雷部隊司令岡村基春中佐揮毫(宇佐市教育委員会蔵) など
期間
令和元年4月26日(金曜日)~6月9 日(日曜日)
場所
宇佐市民図書館 2階 渡綱記念ギャラリー
入場料
無料