資料館建設について

平成26年度策定した『宇佐市平和ミュージアム(仮称)基本構想・基本計画』に基づいて計画している資料館の概要について紹介します。

※画像はイメージです

建設を予定している資料館は、周囲の田園風景に溶け込むように建物の高さを低く抑えるとともに、航空機の翼形状をモチーフとしたシンプルなフォルムとし、力強く象徴的な外観を創造しています。
アプローチから正面玄関へと続く景観は、当時の滑走路をイメージしたデザインとなっています。

基本設計・実施設計

株式会社 梓設計 九州支社

施設概要

建設予定地

宇佐市大字城井225番3

施設面積

敷地面積:22,197㎡
延床面積:3,371.87㎡

エリア紹介

①展示エリア
常設展示室 宇佐海軍航空隊の開隊から終戦、現代にいたる歴史を軸に、当時の世相、生活などを残存する実物資料やグラフィック、復元品などの展示を通じて「平和の大切さと命の尊さ」を発信します。
企画展示室 館内外の資料を用いて設定したテーマに沿った企画展示を行います。
②交流エリア
多目的室 修学旅行生や平和学習などの団体客向けのガイダンスを行うほか、子ども、教育関係者、一般市民に向けての講座や講演などを行うスペースとして活用します。
図書室 市民図書館から移管された図書や収集した書籍のうち一般の閲覧に供するものを収蔵、公開します。
情報ライブラリー 収蔵品や、映像記録などを検索、閲覧するための機器を設置し情報提供を行います。
③サービスエリア
エントランスホール 利用者を最初に迎える明るく開放的な空間です。当館のテーマを印象づけるようなデザイン環境の中で、当館からのインフォメーション情報を提供します。
ミュージアムショップ 資料館のオリジナルグッズ等の来館記念品や関係する書籍、土産品等の販売を行います。飲料の提供を行うカフェスペースを兼ねています。
ラウンジ 館内見学後の休憩スペースとしての活用や、団体客の入退場の調節機能を兼ねるスペースであり、利用者の交流の場を提供します。
④管理エリア
書庫 研究書や報告書、その他書籍のうち研究を目的とする方が閲覧可能なものを保管し、情報提供を行います。
収蔵庫(1) 実物資料を中心に収集した資料を安全に管理、保管します。2層式で大型の収納棚を備え、カビによる劣化や虫害を防ぐための必要な機能を備えます。
収蔵庫(2) 実物資料を中心に収集した資料を安全に管理、保管し、カビによる劣化や虫害を防ぐための必要な機能を備えます。