滑走路跡

滑走路跡 (かっそうろあと)

宇佐海軍航空隊の滑走路があった場所に、南北に延びる県道が敷設されています。 開隊時は長さ1,150メートル・幅30メートルほどでしたが、戦局が悪化して宇佐航空隊が前線基地化する中で拡幅され、1944年から行われた工事によって、長さ1,800メートル・幅80メートルの長大な滑走路(現在の道路幅の約5倍)になりました。 終戦後、滑走路のコンクリートの大部分ははがされて元の水田地帯に戻りました。 道路脇には、出撃する航空隊員を見送った人々をイメージしたモニュメントが設置されている他、米国から贈られた友好の木ハナミズキも植えられています。 滑走路跡から延びるJR日豊本線をまたぐ高架の角度は、偶然にも飛行機が離陸する時と同じ角度だと言われています。元航空隊員が「跨線橋をわたる時は、当時を思い出す」と語ったこともあるそうです。

スポット情報

所在地
宇佐市大字城井
駐車場
なし
トイレ
なし
お問合せ
宇佐市教育委員会 社会教育課            平和ミュージアム建設準備室 TEL:0978-27-8200                         文化財係 TEL:0978-27-8199

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