記憶をつなぐ Vol.8(宮熊沖の標的)

収集資料や今に残る戦争遺構にまつわる「記憶」を紹介します。 

宮熊沖の標的
宇佐市出身の名横綱双葉山を顕彰する「双葉の里」に近い宮熊沖に、宇佐海軍航空隊が爆撃訓練を行った標的が残っています。小型軍艦の長さとほぼ同じ100mの直径で6本の柱が並び、中央には直径10mの円柱があります。訓練では上空3000mから急降下して弾を落とすので、上空から見る標的はとても小さく見え大きな重力もかかり、標的に当てるのは難しかったそうです。
艦爆標的①
艦爆標的②