記憶をつなぐ Vol.77(南雲忠一墨書額)

太平洋戦争開戦時の第一航空艦隊司令長官として真珠湾攻撃の指揮を執った南雲忠一(なぐもちゅういち)が、帰還後に別府市の料亭「なるみ」の主人に贈ったものです。「御国の興廃翼に乗せて 忍ぶ永禄桶狭間」とあり、軍勢が劣勢だった側が奇襲によって戦局を有利に進めた桶狭間の戦いに、真珠湾攻撃をなぞらえています。酔いのためか文字がかなり乱れており、戦果を挙げた凱旋時の高揚が伺えます。