記憶をつなぐ Vol.31(気泡六分儀二型)

収集資料や今に残る戦争遺構にまつわる「記憶」を紹介します。 

気泡六分儀二型
衛星を使ったGPSなどで自分の位置情報を得られなかった時代、航空機は星や太陽などの高度を測って位置を特定する天測航法を用いました。これはその際に天体の高度を測定した用具です。
測定後は専用用具により手計算で位置を求めました。海軍機は目印のない海上で長距離を飛行したので、位置を把握する技術は重要でした。