記憶をつなぐ Vol.25(国防電燈傘)

収集資料や今に残る戦争遺構にまつわる「記憶」を紹介します。 

国防電燈傘
昭和20年3月18日の初空襲以降、宇佐海軍航空隊とその周辺は幾度も空襲を受けています。夜間時には、空襲に備え攻撃目標とならないよう明かりの使用を制限する灯火管制が行われることがありました。この電燈傘は紙製で、普段は縮めている蛇腹の部分を下に伸ばして電燈を覆い、光が室外に漏れるのを防ぎました。
国防電燈傘