記憶をつなぐ Vol.46(角度出しブロック)

収集資料や今に残る戦争遺構にまつわる「記憶」を紹介します。

角度出しブロック
小倉陸軍造兵廠糸口山製造所で使用された器械で、製品の角度を計測するために使用したものです。戦争末期に軍需施設が多い北九州への空襲が激しくなると、小倉造兵廠の一部が宇佐へ疎開しましたが、その折に小倉造兵廠から持ち込まれたものと思われます。戦後に県立中津工業高校(現、中津東高校)へ払い下げられました。