記憶をつなぐ Vol.23(大谷邦雄少尉辞世の歌)
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収集資料や今に残る戦争遺構にまつわる「記憶」を紹介します。
大谷邦雄少尉辞世の歌
八幡護皇隊隊員の大谷邦雄少尉が記した辞世の歌で、マフラーに記されています。大谷少尉は学徒出陣した飛行予備学生で、辞世をしるした5月4日に艦上攻撃機の操縦員として鹿児島県串良基地から出撃し、戦死しています。
「たらちねの 母のみめぐみ おろがみて あだの船群(ふなむら) 撃ちて砕けん」 意訳:母からうけた恩に深く感謝し、敵の戦艦群に突入し沈めると決意する。
「たらちねの 母のみめぐみ おろがみて あだの船群(ふなむら) 撃ちて砕けん」 意訳:母からうけた恩に深く感謝し、敵の戦艦群に突入し沈めると決意する。