記憶をつなぐ Vol.40(海図)

収集資料や今に残る戦争遺構にまつわる「記憶」を紹介します。

海図
海図は、船舶の安全かつ効率的な航海を目的として製作される地図です。これは太平洋戦争の激戦地ガダルカナル島周辺の海図です。海図には水深や灯台の位置、潮流の速さや方向などが詳しく記載され、航海には不可欠です。製作には海洋測量や気象観測、天文観測などが必要で、戦前期は海軍水路部が担当しましたが、現在は海上保安庁の担当です。
海図